皆さまご無沙汰しております、中の人です。
12月と言えば年の瀬と言う物が間近に迫り「いやぁ今年も早かったなぁ」なんてベタなセリフが飛び交っているのでは無いかと思いますが、ほんとに早かった…。
うん、早かった。ちょっと込み入ってるんだーとかで放置して、気づくとエントリーの間がこんなに空いてるんですもの。(ゴメンナサイ)
お決まりのまとめが下の方にあるので、面倒な人はそこだけ読んで貰えればと思います。
免責事項:当エントリーではWordpressのSEO関係プラグインの導入と、実験によりだいたいあってる事が実証された私のささやかな知識を織り交ぜて紹介しています。 セオリーから外れた事をしていたり、参考にして検索順位が落ちた!と言う事がありましても運営は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。
ちなみにサンプルは1件だけなので、鵜呑みにしすぎないように。
ではまず、3大要素のおさらい。
-
titleタグは超重要
なんと言ってもサイトの顔、クローラーも人間もかなり重視する部分です。 -
質の高い被リンク数
沢山のサイトからのリンク紹介などは有難い以上の効果がありますが、ここには注意点があります。 -
ドメイン単位の価値
制御し辛い部分ではありますが、これが高まるともの凄いアドバンテージを得る事が可能になる…と思う。
筆者本人が状況を把握していないので、中間報告と言うより現状把握。
- googleインデックス数:27/27新エントリー等が追加されていますね、よろしい感じです。
- キーフレーズ「wordpress seo」での検索結果:これウェブマスターツールで平均順位見れるんですね!えーと…「200位」だそうです「圏外」とします。
何も進歩していない、と言う事がよく分かりました。
余談になりますが、しばらく放置していた所「ie7 png」や「ie8 png」のバージョン付きキーフレーズが平均2〜3位と大復活を遂げていました。
旧URLのエイリアスとして認識されたのか、ページ自体の評価が元々高かったからなのか不明ですがちょっと嬉しいですね。
ドメイン単位の価値
では件の解説を始めましょう。
前回チラッと出しちゃってるのですが、コレはズバッと言ってしまえば検索エンジンが評価したドメインの価値によって検索結果に優劣が発生する。と言った感じだと思っています。
私の予想では下記のような優劣が発生していると思われます。
- サイトAとサイトBに同一の特定キーワードで大体同じ評価のページが存在
- 上記条件を満たしている時、サイトのドメインの価値が高いほうが上に来る
こんな感じ、割とイメージしやすいのでは無いでしょうか?
これは検証したくても、当サイトのドメインに超有名ドメインレベルの価値を付ける事自体不可能と言えますので、検索結果を眺めながら「きっとそうだろう」と言う机上の理論展開である事はご了承願います。
では、実際の所どうなっているかを見て頂きます。
キーワードは「ホームページ」単体。
2012/12/06 11:49時点での順位
- wiki
- 某社無料ホームページスペース
- 日本郵便
- 某社簡単ホームページ作成サービス
- 首相官邸
- 北海道
- 東電
- サントリー
- 国税庁
- 某社ホームページ作成サービス
本来なら「ホームページ」と言うキーワードは各webコンテンツ制作会社やドメインサービスを行なっている企業が、上位表示したいものです。
それはもう「壮絶なSEOバトル会場になり得る」と言っても過言では無いでしょう。
所が実際は上記のような結果になります、wikiはともかく殆どが「誰もが知る」名前がズラッと並んでいますよね。
しかもこれら有名どころは「titleにホームページと書いている」「本文に1〜3個程ホームページと書いている」のみ、と言うとてもとてもゆる〜い条件で TOP10 に入っている訳です。
これがドメイン単位の価値、と私は定義しています。
勿論我々の業界では単一検索に勝負をかけているわけではなく「ホームページ 制作」や「wordpress 制作」などのキーフレーズに勝負をかけています。
ユーザーも調べたくて検索する訳ですから「何」を「どうしたい」と言う2単語がほぼ発生するので理に叶っていますよね、もし同じ事を超有名ドメイン持ちさんがやると、かなりぶっちぎりのページパワーが無いと上回るのは難しいのではないかと。
では、この定義付けをした「ドメイン単位の価値」はどのような条件を満たせば上がるのか?と言う事になります。
輪をかけての空論で申し訳ないですが、私の考える一部要因として下記のような物があります。
- オールドドメインである。(どう言う優位性があるのか不明ですが…昔から言われてます)
- インデックスページにフレッシュな情報が定期的に掲載されている。
- 検索エンジンが重要なページである、と認識しているコンテンツを沢山持っている。
- 生きた被リンクを沢山持っている。
- リンク経由、ダイレクト構わずユニークアクセス数やPV数が大きい。(これはかなり変動性が高いですが)
- 他サイトに頻繁にアドレスが出てくる。(話題にされていると言う事です)
他にも有るんでしょうけど、前回の検証データを読み解いていくとこれがシックリ来ます。
故にドメイン単位の価値を上げたければ、良質なコンテンツを沢山持て!となります。
まとめ
今回は3大要素全てについてまとめます、上位表示には3つが1つになって初めて成るモノですからね。
- 適切な title タグを設定して検索エンジンにどう言うコンテンツなのかを分からせろ!
- 適切な title タグを設定して人間にアピールせよ、クリックされなければ意味無いよ!
- 他サイトに宣伝して貰うだけでは効果薄、クリックされてナンボだよ!
- 話題にされて色んなドメインからリンクされるような魅力的なコンテンツを作成しよう!
- 話題になるような魅力的なコンテンツなら「4」は高確率で生きたリンクになるよ!
- 話題にされれば検索エンジンからの流入が大幅に上がるから「2」をちゃんと設定しておこう!
- 全ての条件を満たすと優良コンテンツ持ちドメインとして価値が上がり、順位もじわ上がりするよ!
- 「7」の結果、また人の流入が増えて好循環するよ!
これが現時点の私の結論です。
今回の解説などは、前回の検証(特定キーフレーズで1位表示にしたい)から導き出したリアルな順位変動の軌跡です。
個人的に「6〜8」のパラダイス・ループに突入すると、かなり強烈なページパワーになると思っています。
てな感じでシメ。
プラグイン導入からオプション設定に入るまで、こんなに時間が空くとは思いませんでした。
タイトル詐欺!って言われないように次回から色々設定してみます、その時々にこの3大要素からの結論をベースに「こうすれば良いんじゃね?」と操作して行く予定です。個人的に面白そうだと思っています。
それではまた。
[SEO考察]Wordpressで検索上位を狙ってみるシリーズ | |
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Vol.1 | プロローグ |
Vol.2 | Google XML Sitemaps導入 |
Vol.3-1 | SEO 3大要素「titleタグ」について |
Vol.3-2 | SEO 3大要素「質の高い被リンク数」について |
Vol.3-3 | [→]SEO 3大要素「ドメイン単位の価値」について |