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[SEO|WordPress] Yoast WordPress SEO の設定2〜 SEO アイコンを緑にしてみよう Vol.4-2〜


2013
04.08

皆さまこんにちわ、引き続き WordPress で SEO 設定です。

 

それにしても今年は花見で酒飲んでわーわーと言うのが無かったです。

結局大阪では桜満開時に晴天は1日だけでした、週末の爆弾低気圧とやらで見事に葉桜へと変貌を遂げてしまいましたし…。

確か日本には桜前線とか言うのが有りましたよね。

あれはどうなったのでしょう、無かった事になったんでしょうか。

 

さぁ、本題です。

お決まりの現状確認をしてみましょう、アナリティクスの方にウェブマスターの検索クエリを統合したのですが随分と平均順位に開きがあります。

統合した意味無いじゃんと思いますが、取り敢えず判定が厳しいウェブマスターの方を基準に考えていきます。

  • 「seo wordpress」での検索順位、平均 48 位。
  • 「wordpress seo」での検索順位、平均 20 位。
  • SEO アイコンを緑にしろ!

実際に検索してみたらそれぞれ 31 位、 14 位でしたけど。

こんなものは変動しますからね、そもそも CTR (クリック率)が 0.71% と 0.83% って感じでヒドイ成績です。

せめて 20% 、出来れば 30 〜 40% は欲しい所です。

 

では実際にやってみます、まずは前回全否定を食らったステータスをオールグリーンにしたいと思います。

項目は下記。

  • Article Heading
  • Page title
  • Page URL
  • Content
  • Meta description

まず気づいたのですか、 Focus Keyword は keyphrase にしない方が良い。

と言うか keyphrase にするにはかなり限定的な状況が必要になります、と言うのも前回の設定は下記の画像の通り

前回の設定

 

2 単語の keyphrase としていまして、下が全部 No とか言われて「なんでや!」となっていました。

これ、実はちゃんとした訳がありました。

ここを keyphrase にしちゃうとその順番で書かれていないと良しとされないんですよ(seo wordpress の順番で書かれていないといけない)、つまり「 AND 」条件な上に順番固定って感じかな。

てっきり順番関係なく「 OR 」だと思ってました…そうなると keyphrase だとかなり厳しいため今回は「 SEO 」一発で攻めてみようと思います。

ページには WordPress と言う keyword がちょこちょこ入っているので Focus したい keyword としては正解、と解釈出来るかなと。

下記それぞれやってみた結果。

 

Yoast WordPress SEO の設定

Article Heading

これはこの記事のタイトルを編集してあげれば OK 、注意点は Focus Keyword がちゃんと独立している事。

具体的には「SEOの設定」は NG で、「SEO の設定」と半角スペースを挟むと良いです。

 

Page title

これは「SEO タイトル」の入力フィールドで設定して上げれば良し、 Article Heading と同じく keyword の独立が必要。

 

Page URL

これはタイトルしたの「パーマリンク」の所を編集すれば行けました、 Page title と同じく keyword が独立している事。

ただし URL にスペースは入れられないので「 – 」半角のハイフンで独立させてあげましょう、ちなみにこれは「公開」にしないとチェックされないようです。

記事書いてすぐに公開して非公開設定にしておけば OK でした。

 

Content

これはもう嫌というほど出てくるので気にしなくて OK です、やはり独立させて上げると沢山認識します。

沢山認識しすぎると keyword density の調整で泣くことになります。

 

Meta description

これは「 Meta Description 」の所で編集です、制限文字内でページの分かりやすい説明書きましょう。

CTR が絡む重要な設定です、難しいんですよねコレ。

 

と言う訳で General はオールグリーンとなりました!

Generalタブは制覇

早速アイコンを確認すると…

チェックマークが赤い!?

真っ赤!

 

どー言う事よ!

割と自信満々に確認したので若干動揺しました。

 

答えは Page Analysis タブに有りました。

Page Analysis タブに暗雲立ち込める

何か 6 つ程暖色なのが有りますねぇ… General をクリアすれば後はそんなでも無いだろうと思っていましたが甘かったです。

仕方ないのでそれぞれ調べてみました。

  • The keyword density is 12.03%, which is over the advised 4.5% maximum, the keyword was found 19 times.

    キーワード出てきすぎ、減らすかもっと文章量増やして 4.5% 以下にしなさい!ってさ、エントリー最後まで書いたら薄まって良い感じになると思う。
    ちなみに画像の alt 属性も対象に取られます、デフォだと画像名がそのまま入るのでちゃんと入力しましょう。

  • There are 158 words contained in the body copy, this is below the 300 word recommended minimum. Add more useful content on this topic for readers.

    300 単語が必要最低限です、今 158 単語しかないよ!って言われてるんだと思うんですが、日本語って句読点で区切るから単語毎に半角スペース空ける英語とは違うんだよ!と言いたくなります。
    設定あるのかなぁ、結構な文章量だと思いますよ?
    今回の目的は緑アイコン点灯だからやるけどさ、納得行きませんね。

  • You have not used your keyword / keyphrase in any subheading (such as an H2) in your copy.

    subheading って書いてますが h2 要素書いてそこに含めてやれば行けました、ページタイトル自体が大見出しなんだから良いじゃんかと思うけど。
    h3 レベル以下の見出しは流石に追求されなかったので良かったです。

  • The slug for this page is a bit long, consider shortening it.

    スラッグ長いよ!短くしなさい!!って言われてます。
    これ自動で入るので毎回放置してたんですよ、今回は短く設定し直してみた。
    一昔前読んだ記事では「長い URL も効果的」みたいな事書いてたと思うんだけど、頻繁にアップデート来る Yoast さんを信じてみよう。
    ※ちなみに過去の実験で「URLを変えるのは致命傷」と言う事が実証されたので、過去エントリーのメンテナンスでは怖くて触れないから割と詰んでますねコレ。

  • The page title contains 39 characters, which is less than the recommended minimum of 40 characters. Use the space to add keyword variations or create compelling call-to-action copy.

    タイトル文字列は 40 文字が推奨されてます、今 39 文字なので何かキーワードを追加してみては?って事らしい。
    あと 1 文字なので単語を独立させるために半角スペースを追加してみた。

  • No outbound links appear in this page, consider adding some as appropriate.

    アウトバウンドリンクが無いから追加を検討してみたら?との事、強制では無いので黄色なのかな。
    丁度アウトバウンドリンクってなに?と思ったので調べた URL を貼らせてもらいます(SEO対策 キーワード辞典 さん)、自サイトのユーザーに取って有益な情報があるサイトへのリンクのようです。
    確かに重要ですね。

 

と言う具合にちまちまと修正を繰り返して…

Page Analysis タブも制覇!

 

Page Analysis タブをオールグリーンにする事が出来ました、そして同時に…

SEO アイコンの緑点灯

 

今回の目的である「緑アイコンの点灯」も達成です!

keyword density の調整ほんとにキツかった、SEO と言う keyword がエントリー内容的には悪かったようで申し訳ありません。

 

かなり強引なとこも有るので、校正してるとどうしても違和感が。

これも慣れて行けば上手く 誤魔化せる 条件を満たした文章が書けるようになるんだと思いたい所です。

 

が…なんだろう、こう達成感が余り有りませんね。

 

本音を言うと

 

ほんとにコレで良いのか?

 

って思ってます、はい。

一応推奨設定みたいなんでこれで様子みますが、毎回これするのはかなり大変ですねぇ。

果たしてどれほどの効果が有るのか、皆さんも気になると思いますので経過は報告して行こうと思います。

 

ちなみにこれって静的なサイト作る時でも wordpress で作ってみてチェックしたものを HTML 化すれば効果得れますよね、もし効果的ならそう言う利用方法も検討してみようかと思います。

ランディングページでは手間に見合わないと思いますが、末永くじわじわ伸ばしたいページにはマッチしてそうじゃないですか?

 

まとめ

では今回のまとめ行ってみましょう。

  • Yoast は日本語の解釈の関係で keyword によってはページ内濃度の調整が非常に厳しい。
  • 設定しなければならない要素が多く難易度が高い。
  • 無理にあわせに行くとエントリーが破綻する。(これは私の構成が悪いのも有りますが)
  • SEO 突き詰めるのはほんと大変。

こんな感じです、Yoast が日本語の句読点とかもちゃんと認識してくれればかなり負担は軽減されると思われます。

ひょっとするとそう言う設定が有るのかも知れませんね。

 

と言う訳で次回は細かい設定を見ていこう、と言うテーマでエントリーしたいと思います。

 

それではまた。

[SEO考察]Wordpressで検索上位を狙ってみるシリーズ
Vol.1 プロローグ
Vol.2 Google XML Sitemaps導入
Vol.3-1 SEO 3大要素「titleタグ」について
Vol.3-2 SEO 3大要素「質の高い被リンク数」について
Vol.3-3 SEO 3大要素「ドメイン単位の価値」について
Vol.4-1 Yoast WordPress SEOの設定1
Vol.4-2 [→]Yoast WordPress SEOの設定2

[SEO|WordPress] Yoast WordPress SEOの設定1〜プラグインを使って検索上位を狙ってみよう Vol.4-1〜


2013
02.20

皆さまこんにちわ、中の人です。

そして…

 

明けましておめでとうございます。

 

いやぁ、実はこのエントリーって今年一発目なんですよね。

違うんですよ、ちょっとWordpressの割と大きなプラグイン開発したり、どうせ年末年始は忙しいだろうと言う事で技術系のエントリーは難しいなと思ってたんです。

だから本当は例のドラゴンフルーツの観察日記をつけてお茶を濁そうと企んでたんです。所がどうでしょう、鉢に挿したあの日からまったくとにかく変化なしなんです、ちょっと塗装が割れてきたとかあっても良さそうなものなのに。

呆れるほど変化が無いので、毎日手でガシっと掴んで弾力有るかどうかだけを確かめる日々です、つまんないです。

※当社の代表曰く「死ぬとペコペコになる」らしいので生死確認だけは怠っていません。

 

さて、本題です。

私を始めとする「もう忘れたよ」って方のために現状を確認してみましょう。

  • googleへのインデックス状況:29/29、健全性オールグリーン。
  • 「seo wordpress」での検索順位、平均49位。
  • 「wordpress seo」での検索順位、平均25位。
  • プラグイン効果で順位をあげろ!

こんな感じだったはず、放置効果で検索結果がジワ上がりしていますね。ここから上位に上げるのが難しいのでちょうど良い位置に居ると思うことにしましょう。

また、この状態で分かることはキーフレーズによって検索結果が異なると言う事です。

どう言う理由かは解りませんが、ここ1ヶ月の計測によると「SEO」「Wordpress」と言う組み合わせの検索数が非常に高くなっています、当サイト上では1位&2位と言う計測になっているのでちょっとしたブームなのかも知れませんね。

と言う訳でこれも利用させて貰いましょう、乗るしか無いこのビッグウェーブに。

ちなみに当サイトで使うプラグインは Yoast WordPress SEO でございます、設定画面を開いてみましょう。

seo_wp_v4_1-1

とにかく深い所まで細かく設定出来るので、今回はダッシュボードと記事単位の拡張設定を見て行きましょう。

ダッシュボード

General

これはチュートリアルと設定のリセットなので放置します。

 

トラッキング

これはYoastさんがあなたのプラグイン利用状況とかを知るために匿名で情報送信してもよろしいか?ユーザーの詳細情報などは追ったり行儀の悪いことはしないからたのんますよ、と書いています。

お好みで良いかと、開発側としてはフィードバックあると有難いんですが強制では無いので気持ち悪ければチェックを外しても良いです。

 

Security

変化する部分を探してたんですが良く分からなかった、どうもかなり高度な知識がないと使いこなせないっぽいです。

セキュリティをカットしてでも思い通りに動かすための設定、と言った感じでしょうか。

私は専門家じゃないのでチェックをつけたままで。

 

ウェブマスターツール

goolge、Bing、Alexaなんちゃらのサイト解析ツールとの連携設定ですが、私はすでにgoogleウェブマスターで認証済みなので空白のまま。

 

ほぼ何も触らなくて良かったですね、これは楽ちんです。

次に投稿一覧を開くと、何やらレイアウトがキュウキュウになっていました。

seo_wp_v4_1-2

もう少しどうにかならなかったのかな?と思わなくも無いのですが、日時から後ろに項目が増えています。

  • SEO列:多分緑に光れば良いんだと思う。
  • SEOタイトル列:googleも最近勝手にタイトルを弄るらしい、タイトルを変更出来るのかしら。
  • Meta Desc.:多分<meta name=”description” content=”” />だと思う、投稿毎に決めればクリック率アップに期待出来ますね。
  • Focus KW:投稿における最大のキーワードを指定とかそんな感じかな、キーフレーズじゃ駄目なのかい。

ふむふむ、中々面白そうです。確かにこれらを投稿別に設定すれば、より何についてのページなのかが明瞭化されますね。

では投稿ページに入ってみましょう。

seo_wp_v4_1-3

エディタの下にこれが表示されてました、タブが分かれてて随分と気合が入っています。早速弄って行きましょう。

Snippet Preview:

検索エンジンの検索一覧にはこんな感じで表示されますよ的なものです。

 

Focus Keyword:

先ほどキーフレーズは駄目なのかいと言ってましたが、説明文に「このページのキーワードかキーフレーズは何だい?」って書いてますね。試しに「seo」と打ってみたら候補みたいのが出て来ました、

seo_wp_v4_1-4

この一連の実験はのキーフレーズでの上位表示狙いなので「seo wordpress」と入力。

 

SEOタイトル:

スニペットのプレビュー通りに出てるなら良いじゃんと思ったのですが、

検索エンジンにおけるタイトルは70文字まで。

と言う制約があるから、キミが決めなさい。何も入れなかったらYoastの設定にあるタイトルテンプレに従うよ!との事。

※-17 chars left. てのは現在の設定だと17文字はみ出してるよって事です。

いまいちどう言う動きなのか分からなかったので、当サイトで最もアクセスが多いページのスニペットプレビューと、実際のgoogle検索時の表示を見比べてみました。

 

Yoast Snippet Preview:

jQueryのfadeIn/fadeOutした時にpng画像が変になる時のTips – Web 業界の技術屋 | VIVID Labs.

Google search result:

[IE7|IE8] jQueryのfadeIn/fadeOutした時にpng – Web 業界の技術屋

 

全然違うじゃない。

これもクリック率に影響があると思うので編集したいですね、固定に出来るのだろうか。

 

Meta Description:

これはスニペットの灰色の部分でしょう、多分。

 

取り敢えず全部埋めてみましたが、キミの指定したキーワードは全く見当たらんぞ!と怒られまくってます。

seo_wp_v4_1-5

ちなみにタイトルの所で「[」「]」を使うとその部分が消えてしまうようなので剥がしてみました、この状態でプレビューしたもののhtmlソースを覗くとtitleタグとmetaタグのdescriptionがここで設定したものに書き換わっておりました。

要するに投稿名では無いタイトルを付けれるって事ですね、サイト名とか割とどうでも良いのでバッサリ切り捨てて、シリーズ名等はdescriptionに突っ込みシンプルで分かりやすいタイトルに変更出来たんじゃないでしょうか。

またSEOチェックのアイコンがグレーから黄色に変化、

seo_wp_v4_1-6

 

キーワード周りの問題を解決すれば緑になるのかな?

 

という訳で、今回はここまで。

予想していた通りなのですがどうしてもエントリーが肥大化してしまいますね、tipsみたいな「問題勃発→解決策」と違って実験するのを一緒に見ていってもらおう、と言う趣旨なので仕方ないのですが。

次回はSEOチェックを緑にしよう、と言うテーマでエントリーしたいと思います。

 

それではまた。

[SEO考察]Wordpressで検索上位を狙ってみるシリーズ
Vol.1 プロローグ
Vol.2 Google XML Sitemaps導入
Vol.3-1 SEO 3大要素「titleタグ」について
Vol.3-2 SEO 3大要素「質の高い被リンク数」について
Vol.3-3 SEO 3大要素「ドメイン単位の価値」について
Vol.4-1 [→]Yoast WordPress SEOの設定1

[SEO|WordPress] SEOの3大要素「ドメイン単位の価値」〜プラグインを使って検索上位を狙ってみよう Vol.3-3〜


2012
12.05

皆さまご無沙汰しております、中の人です。

12月と言えば年の瀬と言う物が間近に迫り「いやぁ今年も早かったなぁ」なんてベタなセリフが飛び交っているのでは無いかと思いますが、ほんとに早かった…。

うん、早かった。ちょっと込み入ってるんだーとかで放置して、気づくとエントリーの間がこんなに空いてるんですもの。(ゴメンナサイ)

お決まりのまとめが下の方にあるので、面倒な人はそこだけ読んで貰えればと思います。

免責事項:当エントリーではWordpressのSEO関係プラグインの導入と、実験によりだいたいあってる事が実証された私のささやかな知識を織り交ぜて紹介しています。 セオリーから外れた事をしていたり、参考にして検索順位が落ちた!と言う事がありましても運営は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。

ちなみにサンプルは1件だけなので、鵜呑みにしすぎないように。

ではまず、3大要素のおさらい。

  1. titleタグは超重要

    なんと言ってもサイトの顔、クローラーも人間もかなり重視する部分です。
  2. 質の高い被リンク数

    沢山のサイトからのリンク紹介などは有難い以上の効果がありますが、ここには注意点があります。
  3. ドメイン単位の価値

    制御し辛い部分ではありますが、これが高まるともの凄いアドバンテージを得る事が可能になる…と思う。

 

筆者本人が状況を把握していないので、中間報告と言うより現状把握。

  • googleインデックス数:27/27新エントリー等が追加されていますね、よろしい感じです。
  • キーフレーズ「wordpress seo」での検索結果:これウェブマスターツールで平均順位見れるんですね!えーと…「200位」だそうです「圏外」とします。

何も進歩していない、と言う事がよく分かりました。

余談になりますが、しばらく放置していた所「ie7 png」や「ie8 png」のバージョン付きキーフレーズが平均2〜3位と大復活を遂げていました。
旧URLのエイリアスとして認識されたのか、ページ自体の評価が元々高かったからなのか不明ですがちょっと嬉しいですね。

 

ドメイン単位の価値

では件の解説を始めましょう。

前回チラッと出しちゃってるのですが、コレはズバッと言ってしまえば検索エンジンが評価したドメインの価値によって検索結果に優劣が発生する。と言った感じだと思っています。

私の予想では下記のような優劣が発生していると思われます。

  • サイトAとサイトBに同一の特定キーワードで大体同じ評価のページが存在
  • 上記条件を満たしている時、サイトのドメインの価値が高いほうが上に来る

こんな感じ、割とイメージしやすいのでは無いでしょうか?

これは検証したくても、当サイトのドメインに超有名ドメインレベルの価値を付ける事自体不可能と言えますので、検索結果を眺めながら「きっとそうだろう」と言う机上の理論展開である事はご了承願います。

では、実際の所どうなっているかを見て頂きます。
キーワードは「ホームページ」単体。

2012/12/06 11:49時点での順位

  1. wiki
  2. 某社無料ホームページスペース
  3. 日本郵便
  4. 某社簡単ホームページ作成サービス
  5. 首相官邸
  6. 北海道
  7. 東電
  8. サントリー
  9. 国税庁
  10. 某社ホームページ作成サービス

本来なら「ホームページ」と言うキーワードは各webコンテンツ制作会社やドメインサービスを行なっている企業が、上位表示したいものです。

それはもう「壮絶なSEOバトル会場になり得る」と言っても過言では無いでしょう。

所が実際は上記のような結果になります、wikiはともかく殆どが「誰もが知る」名前がズラッと並んでいますよね。

しかもこれら有名どころは「titleにホームページと書いている」「本文に1〜3個程ホームページと書いている」のみ、と言うとてもとてもゆる〜い条件で TOP10 に入っている訳です。

これがドメイン単位の価値、と私は定義しています。

 

勿論我々の業界では単一検索に勝負をかけているわけではなく「ホームページ 制作」や「wordpress 制作」などのキーフレーズに勝負をかけています。

ユーザーも調べたくて検索する訳ですから「何」を「どうしたい」と言う2単語がほぼ発生するので理に叶っていますよね、もし同じ事を超有名ドメイン持ちさんがやると、かなりぶっちぎりのページパワーが無いと上回るのは難しいのではないかと。

 

では、この定義付けをした「ドメイン単位の価値」はどのような条件を満たせば上がるのか?と言う事になります。

輪をかけての空論で申し訳ないですが、私の考える一部要因として下記のような物があります。

  • オールドドメインである。(どう言う優位性があるのか不明ですが…昔から言われてます)
  • インデックスページにフレッシュな情報が定期的に掲載されている。
  • 検索エンジンが重要なページである、と認識しているコンテンツを沢山持っている。
  • 生きた被リンクを沢山持っている。
  • リンク経由、ダイレクト構わずユニークアクセス数やPV数が大きい。(これはかなり変動性が高いですが)
  • 他サイトに頻繁にアドレスが出てくる。(話題にされていると言う事です)

他にも有るんでしょうけど、前回の検証データを読み解いていくとこれがシックリ来ます。

故にドメイン単位の価値を上げたければ、良質なコンテンツを沢山持て!となります。

 

まとめ

今回は3大要素全てについてまとめます、上位表示には3つが1つになって初めて成るモノですからね。

  1. 適切な title タグを設定して検索エンジンにどう言うコンテンツなのかを分からせろ!
  2. 適切な title タグを設定して人間にアピールせよ、クリックされなければ意味無いよ!
  3. 他サイトに宣伝して貰うだけでは効果薄、クリックされてナンボだよ!
  4. 話題にされて色んなドメインからリンクされるような魅力的なコンテンツを作成しよう!
  5. 話題になるような魅力的なコンテンツなら「4」は高確率で生きたリンクになるよ!
  6. 話題にされれば検索エンジンからの流入が大幅に上がるから「2」をちゃんと設定しておこう!
  7. 全ての条件を満たすと優良コンテンツ持ちドメインとして価値が上がり、順位もじわ上がりするよ!
  8. 「7」の結果、また人の流入が増えて好循環するよ!

これが現時点の私の結論です。

 

今回の解説などは、前回の検証(特定キーフレーズで1位表示にしたい)から導き出したリアルな順位変動の軌跡です。

個人的に「6〜8」のパラダイス・ループに突入すると、かなり強烈なページパワーになると思っています。

てな感じでシメ。

 

プラグイン導入からオプション設定に入るまで、こんなに時間が空くとは思いませんでした。

タイトル詐欺!って言われないように次回から色々設定してみます、その時々にこの3大要素からの結論をベースに「こうすれば良いんじゃね?」と操作して行く予定です。個人的に面白そうだと思っています。

 

それではまた。

[SEO考察]Wordpressで検索上位を狙ってみるシリーズ
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Vol.3-2 SEO 3大要素「質の高い被リンク数」について
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[SEO|WordPress] SEOの3大要素「質の高い被リンク数」〜プラグインを使って検索上位を狙ってみよう Vol.3-2〜


2012
11.12

皆さまこんにちは、中の人です。

当社の事務所北側の壁が冷気を発し始めました、足元ヒーターがとても輝いて見えます。

さて、今回は要素2にあたる「質の高い被リンク数」について書きます。

今回も下の方にまとめがあるので、面倒な人はそこだけ読んで貰えればと思います。

免責事項:当エントリーではWordpressのSEO関係プラグインの導入と、実験によりだいたいあってる事が実証された私のささやかな知識を織り交ぜて紹介しています。
セオリーから外れた事をしていたり、参考にして検索順位が落ちた!と言う事がありましても運営は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。

ちなみにサンプルは1件だけなので、鵜呑みにしすぎないように。

 

ではまず、3大要素のおさらい。

  1. titleタグは超重要

    なんと言ってもサイトの顔、クローラーも人間もかなり重視する部分です。
  2. 質の高い被リンク数

    沢山のサイトからのリンク紹介などは有難い以上の効果がありますが、ここには注意点があります。
  3. ドメイン単位の価値

    制御し辛い部分ではありますが、これが高まるともの凄いアドバンテージを得る事が可能になる…と思う。

 

そうそう、ちょっと間が開いたので中間報告もしておこうと思います。

  • googleインデックス数:24/25でほぼマックスに達しました!
  • キーフレーズ「wordpress seo」での検索結果:30位にすら入っていないので「圏外」とします。

まだ特に何もしていないに等しいのでこんなモノでしょう。

 

質の高い被リンク数について

では本題です、突然ですが「被リンク数ってどう思う?」と問われると「そりゃ多い方が良いんじゃないの?」と、私は以前の検証を始めた頃そう思っていました。

しかし検証を進めるにつれて、徐々に「ほんとにそうか?」と言う疑問を感じ始めました。

これはWordPressを運用していて「ピンバックを許可」している方には凄く伝わりやすいのでは無いかと思いますが…もうね、ひっきりなしにスパムピンバックが飛んでくるんですよ。

※ピンバックとはWordPressのエントリー上で該当ページのリンクが貼られた時、著者の元に「リンク貼られたよ!許可して相互リンクにするかい?」と言う通知の事です。

 

実際に通知のあったページに行ってみるとコチラへのリンクは無く、結局の所自分の所にだけリンクさせようとする悪質なやり口です。

これはまた別の話になるのでこれぐらいにしておきますが、そう言う「意図しないリンク」が検索結果に反映されてしまう事をgoogleさんが許容するのか?と言うと、当然答えはNOでしょう。

以前はどんな形であれ被リンク数が有効であったのかも知れませんが、今は単なる数だけではそんなに順位が上がっているとは思えませんでした。

じゃあどう言うリンクが有効なの?と言う事になりますが、私はこう考えています。

 

ちゃんと機能しているリンクが大変有効である。

 

少し大雑把ですね、要はリンクしてくれたページを見に来た購読者がこちらにも流れてきてくれるような「生きたリンク」の数が重要だと思うのです。

これは実験結果からも中々信憑性があると思っています。

 

実験開始当時は自分で呟いたTwitterと少々のRT、ブログ1サイトのみからの被リンクでしたがブログのグローバルに貼ってもらえたのか被リンク数が400を軽く超えていました。

それでも思うように順位が上がりません、1週間2週間と経ち流石に次の手を打とうと考えます。

順位の上げ方がさっぱり分からないので、とにかく当サイトの記事で現在抱えているであろう問題を解決してもらおうと言う根本的な所をやり直すために「とにかくこれをすればOK」的な記事内容に編集したり、2単語フレーズを一旦諦めて3単語4単語狙いに。

これでしばらく放置していると、ある日突然1ページ目の8位ぐらいに表示されていました。

おお、と思いアクセス解析を閲覧するとtwitter、facebook、ハテブからのリファラーが大量に記録されていました。

これはまさに「リンクしてくれたページを見に来た購読者がこちらにも流れてきてくれる」と言う動きですよね、とにかくこれでリファラー上位が「twitter」「google」「ハテブ」「facebook」のドメインが占めることに。

 

そこからは順調にPVは稼げているものの、どうしてもTOP5に入れない日が続きました。

怖くて記事内容なども余り触れずにいたのですが、なんと無く日課の順位チェックをしてみると「ie7 png」で2位に表示されていた訳です。

えっ!?と思いつつアクセスを解析すると、非常にスタイリッシュで人気のあるwebデザイナーさんのブログで該当ページが引用されていました。

リファラー数もダントツでトップで、読者の滞在時間の大幅な増加、直帰率の低下など劇的な効果がありました。

同時に上位表示されるとgoogleの自然検索からもどんどん人が入ってきてくれます、それはもう濡れ手に粟状態。ページに設置したつぶやきボタンからは「ありがとう!」的なメッセージや、いいねボタンがくるくる回り出します。

※私も人の子なので、この辺りでは実験をかなり忘れて「自分の記事が役に立ててる、純粋に嬉しい!」みたいな気分になってしまっていましたが。

ともかく上位にくると連鎖的に色んな状況が改善され、Top3以上安定と盤石の基盤を築く事が出来ました。

 

そしてまた別の技術系ブログさん(こちらも人気ブログでかなりのリファラが今も記録されています)に引用して貰った時、その時がやって来ました。

バージョン無しの「ie」と「png」と言う簡素なキーフレーズでの1位表示、感無量。

※今は諸事情により圏外に転落しています。

 

ここまで行くのに1年近く試行錯誤しましたが、これだけ急激な変化が有ったわけです。

この実験結果から、もう被リンクの質については疑う余地が無いのでは?と結論付けたのが今回のお話。

 

どうでしょうか、googleが「色んなサイトから実際に人が見に来るのは重要なサイト」だと定義づけていると言う予想は凄く当然のように見え、また色々な事に辻褄が合っているように思いませんか。

 

まとめ

それではまとめます、検索順位につながる質の高いリンクとは。

  • 外部サイトに貼られたリンクから、こちらのページに読者が実際に来てくれるもの。
  • SNSからのリンクも当然有効ではあるが、より沢山の「ドメイン」からリファラーを得ることが出来ると効果がさらに高まる。
  • 質の高いリンクはキーワードや記事内容より「効果が高い」と思われる。

こんな感じですかね。

 

注釈(注意しないとイカン事)

もひとつ、今回の実験で明らかになった危険な行為。

  • 評価はページ単位ではなくサイトマップとしてgoogleにインデックスされているURL単位である
  • タイトルや記事内容は多少いじっても検索結果に殆ど影響は無いが、URLを変えるのだけはご法度。
  • まったく同じ内容でも被リンクはあくまでURLを対象としているため、URLが変わると全て無効となる。

勿論検索順位どうでもいいのなら話は別なのですが、今回の実験開始時にURLを変更かつサイトマップも旧URLが一切載っていないものを登録したので、もうすでに圏外まで落ちて行きました。

どうしても変更しなければならない、けど順位はあまり落としたくない…と言うワガママを言う場合は.htaccessで引越しましたとrobotに通知するか、旧URLをエイリアスとして存在させてサイトマップに含めてやる等の少し難しい事をする必要があると思います。

サイトリニューアル時にはくれぐれもご注意を。

 

次回はやっと3つ目、ドメイン単位の価値についての考察を書いていきます。

これは完全に実証出来ていないのですが、実際の検索結果を見るとそうとしか思えないと言う条件です。

 

それではまた。

[SEO考察]Wordpressで検索上位を狙ってみるシリーズ
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Vol.3-1 SEO 3大要素「titleタグ」について
Vol.3-2 [→]SEO 3大要素「質の高い被リンク数」について

[SEO|WordPress] SEOの3大要素「titleタグ」〜プラグインを使って検索上位を狙ってみよう Vol.3-1〜


2012
11.01

皆さんお晩です、今回は実験により超重要だと思った3つの要素についての考察を書くのですが、結構内容が濃いため3回に分けて書いていこうと思います。

まずはtitleタグについて掘り下げます、まとめはページの下の方にあるので面倒な人はそこだけ見てください。

免責事項:当エントリーではWordpressのSEO関係プラグインの導入と、実験によりだいたいあってる事が実証された私のささやかな知識を織り交ぜて紹介しています。
セオリーから外れた事をしていたり、参考にして検索順位が落ちた!と言う事がありましても運営は一切の責任を負いませんので、予めご了承ください。

ちなみにサンプルは1件だけなので、鵜呑みにしすぎないように。

 

ではまず、誤解を恐れずに私の考える3大要素を紹介します。

  1. titleタグは超重要

    なんと言ってもサイトの顔、クローラーも人間もかなり重視する部分です。
  2. 質の高い被リンク数

    沢山のサイトからのリンク紹介などは有難い以上の効果がありますが、ここには注意点があります。
  3. ドメイン単位の価値

    制御し辛い部分ではありますが、これが高まるともの凄いアドバンテージを得る事が可能になる…と思う。

以上の3点です。

多少間違っているかも知れませんが、恐らくこの3つが一定以上のレベルに達した時にはほぼ間違いなく自然検索の上位に来ている事でしょう。

 

SEOについて考えた事の有る方は、上記3つは大量の要素を含んでいると言う事に気づいたのでは無いでしょうか?

そうです、かなり強引にまとめて書きました。

 

SEOはもっと複雑で難しい。

 

細かく分解していくとこのエントリーではとても書ききれません、詳細は追々プラグイン導入して〜設定して〜の時に解説出来ればいいなぁと思います。

ただ、要点さえ分かっていれば結果的に上記3大要素に迫るよう作る事は可能です。

それはきっと近道ぐらいにはなる筈です、あまりにも複雑で目指すルートが多すぎるが故に結果的にと言う要素は凄く大事だと思っています。

それも実証してみたい、ラボだもん。

 

titleタグは超重要

まずはなんと言ってもコレでしょう、クローラーにも人間にも共通して大きな影響力を持っています。

人間はまずここを見てそのサイトに入ろうかどうか考えます、つまり凄く見ています。

クローラーもここに含まれるキーワードを凄く見ていて、例えば今すぐに「ホームページ」と言う言葉をググって見てください。

上位はある例外を除いて必ずと言って良いほどタイトルに「ホームページ」が含まれた物を出している筈です。

※これはどんなキーワードでもそうなると思いますが、ホームページだと1〜2件タイトルに含まれていないのが出るのでサンプルとして。

 

クローラー視点では…

さて、ではその例外とは何でしょうか。

今私のモニタ内で1位に表示されているタイトルは「日本郵便株式会社」、そして10位に「関西電力株式会社」です。

どちらもタイトルに「ホームページ」は含まれていませんが、ある共通点がありますよね。

 

 超有名ドコロ

 

これです、実はこれ要素3に上げている「ドメイン単位の価値」がモロに出ている部分だと思います。

もう一つ注目したいのがキーワードはハイライト(太字)で表示されている、と言うこと。

つまり一覧に出る時に見える位置に配置されている必要がある、と言い換える事が出来ます。

キーワード突出率、と言う物が有るのですがそれとは少し毛色が違っていて…簡単に言うと長いとお尻が省略されるから、推したいキーワードは頭の方に書くと良いよ。って感じでしょうか。

 

人間視点では…

次に人間から見てどうなのか、って部分。

如何に検索上位に来ようとも、結局はタイトルをクリックされてサイトに入って貰わなければ、そのコンテンツには何の価値も生まれません。

出来る限りクリックしてもらえるようなタイトルを付けたい所ですね、少なくともキーワードを入れている時点で興味が有る訳ですから「キーワード」だけでは無く「キーワードで○○○○」または「○○○○するためのキーワード」みたいな感じでキーフレーズとしてタイトルを付けることが重要だと思います。

クリックされる確率が高いリンクは、それだけで質の高い被リンクとして機能するようになり、その結果多くの方が訪問したサイトとしてドメイン単位の価値上昇につながると私は考えます。

後日書きたいエントリーに繋げたかったんですが、強引すぎるかな。

 

なんて事書いてるこのエントリーシリーズの名前が既にこの理屈に反していたので、今回からタイトルのキーワード位置を変更してみました。

一昔前は短く簡潔なタイトルが良しとされていた時期も確かにあったのですが、どうも今はそうでは無いようです。

また、クリック率を上げる仕掛けとしてmeta要素のdescriptionと言う物があるのですが、それはまた今度。

 

まとめ

ここまでの情報を整理すると、titleタグは…

  • キーワードが検索結果一覧に出るタイトル表示範囲内に有ること
  • ズラッと並んでいてもクリックしたくなるものにすること

こんな感じでどうでしょうか?

 

 

次回は被リンクの質についての考察を書いていきます、これもかなり強力な要素だと思いますので興味があればまたよろしくお願いします。

 

それではまた。

[SEO考察]Wordpressで検索上位を狙ってみるシリーズ
Vol.1 プロローグ
Vol.2 Google XML Sitemaps導入
Vol.3-1 [→]SEO 3大要素「titleタグ」について
Vol.3-2 SEO 3大要素「質の高い被リンク数」について